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ALBCガラス製造機部品|アルミ青銅合金の高精度マシニング事例

業界
ガラス生産ライン / 産業機械
材質
ALBC / 銅合金
加工方法
NC旋盤 / マシニング

ALBCガラス製造機部品の特徴と用途

ALBC(アルミ青銅合金)はアルミニウム青銅とも呼ばれる銅合金で、引張強さ・耐摩耗性・耐食性・耐熱性を高水準で兼ね備えた工業用金属材です。ガラス製造機の成形パンチ・カット刃ホルダ・搬送機構ブッシュ・加熱炉内のガイド部品など、摺動・高温・高荷重の同時要求がかかる領域で長く採用されてきました。被削性は良好ですが、靭性が高いため切削条件次第で構成刃先が発生しやすく、安定した面粗さの確保に経験が問われる素材です。

有限会社 小澤製作所は、千葉県印西市の自社工場で1971年の創業以来、ガラス・食品・建設資材といった生産ライン設備向け部品の精密切削を手掛けてきました。54年で蓄積したノウハウと、現代の主要設備群を組み合わせて、ALBC部品を単品から量産まで安定供給しています。

ALBCを1/100mm精度で仕上げる加工技術

ALBCはアルミ青銅特有の高靭性により、切削時に構成刃先が発生しやすく、刃先逃げ・切削速度・切削油の選定がそのまま面粗さに影響します。当社では工具コーティングと切削条件をワーク形状ごとに最適化し、面粗さ1.6Sを基準に1/100mm単位の精度を実現しています。荒削り・仕上げの工程分割と熱変位管理を徹底することで、ALBCの摺動性能を損なわない高品質仕上げを安定して提供しています。

切削加工の方針については、切削加工サービスのページもあわせてご確認ください。素材ごとに最適な工具材質と冷却方法を自社内で見極められる点が、ALBCのような難挙動材を扱う際の当社の強みです。

使用設備|キタムラBRIDGE CENTER 12GとオークマLH55-N

ALBC製のガラス成形パンチ・カット刃ホルダ・搬送ブッシュなどは、キタムラ機械の門型マシニングセンタ「BRIDGE CENTER 12G」(テーブル3050×1615mm、Z軸ストローク800mm)で平面・穴・複合形状を加工し、軸物・ブッシュ系はオークマのNC旋盤「LH55-N」(10インチチャック、最大φ550×L3000)で外径・内径・端面を担当します。日立精機NR23・キングストンHR4000なども併用し、ワーク特性に応じて最適な加工フローを組み立てています。

大物・長尺加工については大物・長尺加工ページに対応サイズと事例をまとめています。φ900×L4000までの長尺旋盤加工と組み合わせれば、ガラス成形ロールや巻取りシャフトの一貫対応も可能です。

検査・品質保証|摺動性能を支える面粗さ管理

ALBC部品は摺動性能と寸法精度の両立が求められるため、納品前に三次元測定機・真円度測定器・粗さ計で全数または抜取検査を行い、寸法・幾何公差・面粗さの実測値を成績書としてお客様にお渡ししています。素材ロットごとの硬度ばらつきも記録し、量産案件では次ロットへの工程フィードバックを行うことで、長期に安定した品質を確保しています。

自社一貫対応で短納期と安定品質を両立

当社の強みは、設計検討・材料手配・粗加工・仕上げ加工・検査・梱包までを自社内で完結できる点です。協力会社案件で1〜2週間、自社内完結の加工は当日〜数日でお見積りを回答しています。ガラス製造ライン停止を伴う緊急補修にも、現物のお持込みからスケッチベースの製作まで柔軟に対応します。設備改修・部品復元のニーズは設備メンテナンスもあわせてご活用ください。

当社の沿革と品質方針については会社情報ページでご紹介しています。1971年創業から54年、銅合金・ステンレス・耐熱鋼まで幅広い切削技術を磨き続けてきました。

関連する製作事例と対応業界

ALBCガラス製造機部品に関連する事例や、近い加工難度の素材を扱った事例も製作実績アーカイブにまとめています。

  • ガラス生産ライン部品(SUS耐熱・マシニング)
  • ガラス製品製造装置部品(耐熱合金・精密マシニング)
  • SS400大型バルブ部品(プラント設備向け)

対応業界はガラス生産ライン・食品機械・建設資材製造機械・発電プラント・石油化学・モーター部品・農業機械・産業機械など多岐にわたります。採用情報もあわせてご覧ください。

よくあるご質問

Q. ALBC以外の銅合金にも対応していますか?

A. はい、AH360(アルミニウム青銅)、純銅、リン青銅などの銅合金にも対応しています。銅合金は熱伝導率が高いため切削熱の管理が品質を左右するので、当社では工具と切削条件をワーク形状ごとに最適化しています。

Q. ガラス成形パンチなど摺動精度の高い部品も製作できますか?

A. 可能です。面粗さ1.6Sを基準とした摺動面仕上げや、ホーニング相当の研削仕上げも自社・協力会社連携で対応しています。摺動性能を維持するための寸法管理は当社の得意分野です。

Q. 1個からの試作にも対応してもらえますか?

A. 対応しています。当社の案件は1個ものが約20%、10個以下が約40%と少量多品種が得意です。試作後に量産へ移行する案件も多数手掛けています。

Q. 図面がなくても見積もりは可能ですか?

A. 現物のお持込みやスケッチからのお見積りも可能です。図面化が必要な場合は、当社で簡易図面の作成からお手伝いしています。

ALBCガラス製造機部品のご相談は有限会社 小澤製作所へ

ALBC・AH360・純銅・リン青銅などの銅合金切削、ガラス・食品・建設資材といった生産ライン部品まで、図面1枚から、現物のお持込みからでもご相談を承ります。お見積り・技術相談はお問い合わせフォームまたは直通電話 0476-98-0519(平日 8:30–17:30)まで、お気軽にお寄せください。

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