たわみ・振動による精度悪化
加工中のワーク自重と切削抵抗で、長尺材は容易にたわみ、ねじ精度や真円度を保てなくなる。
最大φ900×L4000の長尺旋盤、3050×1615×800の大型マシニング、2.8tクレーン×2基のハンドリング体制。発電プラントの大型バルブから、製鉄ライナーの溶接・加工まで対応します。
大物・長尺の金属加工には、一般的な加工とは異なる難しさがあります。
加工中のワーク自重と切削抵抗で、長尺材は容易にたわみ、ねじ精度や真円度を保てなくなる。
大物ワークほど切削熱がこもり、加工後の冷却で寸法が変動。常温と加工中で大きさが変わってしまう。
長尺材のねじ加工では、刃物の追従と熱変位が重なり、ピッチ・呼び径の均一性が崩れやすい。
重量物ハンドリングは段取り(搭載・芯出し・ゼロ点設定)だけで1時間規模。設備とノウハウが要る。
KINGSTON HR4000を主力に、OKUMA LH55-N、KITAMURA BRIDGE CENTER 12G、OKUMA MILLAC 852Vなど、長尺・大物の専用設備を複数保有。用途に応じて使い分けます。
振れ止めにより最大径600までの振れを抑制でき、細くて長いワークについては自社開発の治具を用いて、φ20〜30×L2000という細長加工にも対応。過去事例: SCM440QT φ28×L1168 で、低速・小抵抗工具と切削油選定で寸法精度を維持。
長尺材の加工では熱変位による寸法ズレが課題。素材選定段階で変位の少ない材質への変更を提案し、生材の場合は事前の応力除去処理を提案。OKUMA LH55-Nのフラットベッド設計と熱変位制御技術も組み合わせて対応。
2.8tクレーン×2基、2tクレーン×2基、フォークリフト×2台を保有。大物加工の段取り(ワーク搭載、芯出し、ゼロ点設定)に要する時間は約1時間。受注対応の重量上限は概ね2.8t、これを大幅に超える案件は事前にご相談を。
日本フィッシャー(エマソン)向け「サファリ1/サファリ2」と呼ばれるバルブシリーズで、粗加工後にワーク温度を0℃まで冷却してから仕上げ加工を行う、独自の温度管理工程で精度を出しています。
製鉄メーカー向けのギロチン用ライナーでは、超音波検査でピンホールの有無を確認する厳しい品質基準が求められます。一度溶接した後にガウジングで取り除き、二層目の溶接を行う工程で、ピンホールゼロを達成。
食品製造ライン向けのロール部品では、衛生面と耐久性を両立する素材選定と表面処理が重要。鉄系・ステンレス系のロールを中心に、長尺加工技術と組み合わせた製作で実績があります。
S45C素材を用いた屋外クレーン用車輪では、焼き嵌め加工、アルゴン溶接、ハード焼入れの一貫工程を提供。重負荷・過酷な環境に耐える強度と耐久性を実現します。
関東圏を中心に対応。関東圏外への大物納品も実績があり、ご相談に応じます。重量上限を大きく超える案件については、事前にお電話ください。
図面1枚から、現物のお持込みからでも。お見積り・ご相談はお気軽にどうぞ。
自社内完結は当日〜数日、協力会社案件で1〜2週間程度を目安にご回答します。
お電話受付:平日 8:30 – 17:30