CAC406 軸受の製作
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製品素材

銅, 黄銅(真鍮)

使用機械設備

ロット

1〜100個

精度

0.1mm〜1/100mm

説明

高精度の軸受製作に対応!CAC406の角形状螺旋油溝加工も可能な旋盤技術とは?

修繕現場でトラブルに直面するたびに、既製品では対応できない複雑な部品に悩まされる。今回のご依頼では、プラント設備の修繕に必要な軸受部品として、内径に角形状の螺旋油溝を持つ特殊仕様の製品が求められた。素材はCAC406、サイズはφ113×191。

◇軸受製作(CAC406 φ113×191 螺旋油溝)とは?
今回の製品は、CAC406という銅合金素材を使用し、軸受けとして重要な役割を果たす部品。特に内径には角形状の螺旋油溝を設けることで、潤滑性能と耐摩耗性を両立。油膜を保持しやすく、長寿命化に貢献する。

◇製品詳細

* 素材:CAC406(高強度銅合金)
* サイズ:外径φ113mm、全長191mm
* 形状:内径に角形状の螺旋油溝あり
* 加工精度:公差±0.03mm
* 対応数量:小ロット可

◇特長

* 螺旋油溝の切削により潤滑性を確保
* 汎用旋盤+マシニング併用で高精度仕上げ
* 30ミクロン単位での寸法管理に対応
* 多品種・短納期対応で急ぎの修繕にも柔軟に対応

◇使用例

* プラント設備の補修・保守部品
* 回転機器の軸受け
* 高温・高荷重環境下での摩耗部品
* 各種生産ラインの保守部品

◇加工方法 筒形状はNC旋盤で行い、内径の螺旋油溝は職人が完成バイトを手で製作、汎用旋盤で加工、穴加工はマシニングセンタ(NV5000など)を併用。工程は粗加工→仕上げ→溝加工→穴加工という4段階で進行。段取りや芯出し精度が仕上がりを左右するため、各工程で綿密な確認を実施。

◇取組み 寸法管理だけでなく、形状再現性にもこだわるため、専用治具を自社内で設計・製作。さらに油溝の形状については、刃製作の知見も活かしながら最適化。修繕目的に応じた提案型加工を行っている。

◇まとめ
「既製品では合わない」「精度が必要」「すぐに欲しい」そんな声に応える軸受製作。特にCAC406などの特殊材にも柔軟に対応できる加工技術は、プラントメンテナンスにおける心強い味方。図面がなくても現品からの製作も可能な体制で、確実な修繕を支える。

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