
製品素材
鋼
ロット
1〜1,000個
精度
0.1mm〜1/100mm
説明
素材送り駒部品は、搬送装置や精密機械に使用される重要な部品であり、高い耐摩耗性と精度が求められる。特にYXR7材は優れた耐摩耗性と高硬度を誇り、熱処理HRC62によりさらに強度を高める。今回は、外径仕上げから内径荒引き、熱処理後の内径切削仕上げまでの加工について紹介する。
◇YXR7素材の送り駒部品とは?
YXR7は、高速工具鋼の一種であり、優れた耐摩耗性と高い靭性を兼ね備えている。この特性により、耐久性の求められる機械部品に適しており、特に高負荷がかかる送り駒部品に最適な素材といえる。
◇製品詳細
- 素材:YXR7(高速工具鋼)
- 外径仕上げ、内径荒引き加工
- 熱処理HRC62
- 内径切削仕上げ
- φ50×20L
- 内径+0.02の公差管理
◇特長
- 高硬度(HRC62)に対応した精密加工
- 高い耐摩耗性を持つYXR7材を活用
- 厳密な公差管理による高精度仕上げ
- NC旋盤の加工
◇使用例
- 自動車や航空機の精密部品
- 産業機械の摺動部品
- 金型部品
- 高負荷がかかる搬送装置の駆動部品
◇加工方法
オークマ製NC旋盤を用い、外径仕上げから内径荒引きを実施。その後、熱処理HRC62を施し、仕上げの内径切削を行う。熱処理後の変形を考慮した精密な工程管理が求められる。
◇取組み
高硬度材の加工ノウハウを活かし、熱処理後のひずみを最小限に抑える工夫を実施。加工プロセスの最適化により、公差+0.02以内の精度を維持する。
◇まとめ
YXR7の高硬度素材を用いた送り駒部品の精密加工に対応。熱処理HRC62の特性を活かし、高い耐摩耗性と精密な寸法管理を両立。耐久性と精度が求められる機械部品に最適な加工技術を提供する。
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